どうも、大阪府交野市の造園・外構のdopaful(ドパフル)の向井です。
今回は「落ち葉や剪定した枝葉の活用方法」について、話していきたいと思います。
季節は秋も終わり、冬が近づいてきました。
植栽を扱う者としては、葉っぱが落ちているのを見ると、季節の移り変わりを感じます。
葉っぱというと、処分に困るなどの意見も聞きますが、
堆肥づくりやマルチング(地面のカバー)や水脈づくりで役立てるという方法もあります。
今回は以下のとおりお話ししていきたいと思います。
目次
1.落ち葉の堆肥づくり
落ち葉の堆肥づくりについて、説明していきます。
①落ち葉を集める
落ち葉を使用することで、自然に近い堆肥を作ることができます
堆肥作りに適した落ち葉は、主に広葉樹のものです。
比較的早く、堆肥になりやすいです。
②落ち葉の堆積場の準備
壁を利用するか、ベニヤ板でコの字型の囲いを作ります
③落ち葉を入れる
落ち葉を積み重ねていきます。
④水分管理
発行しやすいように水をまきます。
⑤切り返し
万全なく発行するように何回か攪拌し、酸素を入れたり、水分調整をします。
⑥完成
落ち葉がボロボロに崩れてきたら、完成です!
1年くらいかかるかと思います。
また、落ち葉たい肥には以下のような効果があります:
- 土壌の団粒化を促進
- 微生物の活性化
- 土壌の保水性と通気性の向上
- 植物の根の発達を促進
- 緩効性の有機肥料として機能
落ち葉堆肥づくりは、自然の循環を活用した環境に優しい方法です。
家庭菜園や庭の管理に取り入れることで、持続可能なガーデニングを実践できます。
また、落ち葉の処理に悩む方にとっても、有効な活用方法となるでしょう。
2.堆肥の失敗事例
いくつか失敗事例もあるようです。
調べたところ、「温度調整」「水分調整」が大切なようです。
葉っぱが発酵することで、温度が上がりすぎてもいけず、乾きすぎてもいけず、多少の調整も必要なようです。
3.剪定した枝葉でマルチングや水脈づくり
選定した枝葉でマルチングや水脈づくりをすることも有用です。
①マルチング
マルチングとは、土壌の表面に適用されるカバーのことをいいます。
土壌水分の保護、土壌の費用、雑草の成長の抑制等に役立ちます。
ホームセンターなどに売っているものですと、ウッドチップなどが代表的です。
剪定や枯れて不要になった枝葉を細かくカットして、木の根元などに撒くと
それだけでマルチの役割になります。
②水脈づくり
植栽をより元気にするために、溝や穴を掘り、そ
こにシガラミ(枝葉を組み込んだもの)を設置するのもおすすめです。
植栽や土の中の微生物も息をしており、溝を掘ることで、
空気や水の流れを作ります。
溝を掘り、水や空気の流れを作ることで、その周囲の水や空気も動き、
その場が循環していきます。
ただ、ただ溝を掘っただけでは、崩れていってしまうので、
枝葉を組み込んでいくことで、崩れないように支えていきます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段ゴミとして処分されてしまう、枝葉や落ち葉ですが、堆肥や水脈づくりに使用することで、
有効な資源として使うことができます。
ゴミを出す手間、ごみ処分の燃料等の削減になるので、おすすめです。
自然のものを捨てずに再利用できるって素敵だなと思います。
なかなかお庭に保存しておくスペースがないと難しいかもしれませんが、私もいつか挑戦してみようと考えております。
もし実際にやられている方や、挑戦したいという方がいらっしゃいましたら、
参考にさせていただきたいので、ご連絡いただけましたら助かります!
大阪府交野市の造園外構デザイン専門店のdopaful(ドパフル)では、自然に寄り添った造園外構を手掛けております。
初回の打ち合わせ・ご提案は無料でさせていただいておりますので、ぜひ一度ご相談ください!