新築外構工事ってどれくらいかかるの?

大阪府交野市の造園外構デザイン専門店、dopaful(ドパフル)の向井航太郎です。

今回は新築外構工事ってどれくらいかかるのか、お話ししていこうと思います。

外構工事の費用の考え方、おおまかな費用、進め方のイメージが持てるようにしていただけたらと思います。

目次

1.新築外構工事の価格

2.外構価格の検討時期

3.まとめ

1.新築外構工事の価格

「新築外構工事の価格はいくらになるんだろう?」

家と同様、外構工事は滅多に経験することがないため、目安もわからないという方が多いのではないでしょうか?

ずばり、①土地・周囲の状況、②お客様のご要望によります!

ざっくりですが、高低差・境界線上の塀なしの場合で、

30~60坪ほどの敷地ですと、250~500万円ほどの費用をかけられる方が多いかと思います。

(あくまで私の経験上です!)

また、条件次第では500~2000万円クラスまで幅広く変わっていきます。

なぜ、これだけ価格差が発生するのか、

以下のとおり説明させていただきます。

①土地・周囲の状況

建築物も多少周囲状況に影響されるかと思いますが、

外構は土地や道路の形状・高さに合わせて施工するため、それらの条件に大きく影響されます。

費用算出の大きな要因としては以下の3つがあげられます。

(1)土地の広さ

 土地の広さは言わずもがなです。

 例え家がコンパクトで費用が抑えられるとしても、面積が広いと、外構でしなければならない項目・場所が増えていきます。

 単純に駐車場で車1台分の土間コンクリートが30万円、2台分だと60万円と変わっていきます。

 ※金額は諸条件により変更となります。

(2)高低差

 家と庭、周囲環境と高低差があると、それを解消するために階段や土留め擁壁等必要になってきます。

 特に擁壁となると、それだけで100万円以上かかることも珍しくありません。

(3)境界塀・セットバック・道路の側溝の有無

 境界線上に追ってブロックやフェンスで隣地様との境界を明示することが多くあります。

 昔からある土地や、大規模分譲地ですと、すでに境界塀を工事をされていることが多くありますが、

 広い土地を分筆された土地では境界塀がなかったりします。

 それを設置するとなるとさらに費用が必要となってきます。

 単純に10mほどの境界に設置するとなると10~30万円は費用として掛かってきます。

 また、敷地に面した道路拡幅のためにセットバックや側溝の設置、やり替えが必要な場合は、

 さらに費用が必要となってきます。

 道路と設置している距離によりますが、申請等必要ですので、50万円以上かかってくることが多いです。

②お客様のご要望

外構工事は同じ土地であっても、

良いものにしようとすると、シンプルプランで100万円だったものが、

300万円、500万円と費用がかかってくることがあります。

これはなぜでしょうか?

主に以下の2つに要因があります。

(1)使用する材料

 使用する材料が価格帯が高いものですと、自然と価格が上がってきます。

 舗装で1万円/㎡だったものが、石貼等に変更して、3倍の3万円/㎡になってきたりします。

 ※金額は諸条件によって変更となります。

 舗装面積が50㎡だった場合、単純計算で、50万円→150万円となり、

 100万円UPしてきます。

(2)構造物の設置

 カーポート、フェンス、デッキ等を設置するとなると、それだけで50万円以上かかってきます。

 ポスト等を設置する門柱も、タイル貼にするなどすると、20万以上かかってきます。

 また、照明や植栽をかっこ良くするとなると、50~150万円ほど費用が発生いたします。

価格については以上です。

実際のところ、一般的な仕様で以下のような価格帯イメージになります。

40坪・高低差無し・境界沿い工事無しの場合、250~350万ほどの費用であれば、ある程度のことは可能かと思います。

2.新築外構工事の検討時期について

新築外構工事の価格について、いかがでしたでしょうか?

さまざまな要因が組みあって金額が決まってくることがわかってきたかと思います。

同じ土地・建物、同じ要望のお客様はいないため、なかなか正確な金額をつかむのが難しいかと思います。

結論として、早急に造園外構専門店に「外構工事の提案・見積をしてもらうこと」をおすすめします!

自分なりに予想してみても、最後は専門業者に見てもらうのが一番です。

課題としては、いつ、造園外構専門店に依頼するかですが、

お勧めは土地、ハウスメーカーが決まってからすぐです。

建物内部の状況に目がいきがちですが、外部空間である造園外構のことを同時に考えるのがベストです。

相談するのが遅かったばっかりに、以下のようにお悩みの方が多くお会いしております。

「建物の位置、形状をきまっているので、これ以上駐車場を広くできない…」

「窓の前に駐車スペースを作ってしまい、窓の意味があまりなくなってしまった…」

「建築費用が想定以上にかかり、外構にかけるお金がない…」

家を建てるという行為は、土地探しから始まり、ハウスメーカー・工務店、家の仕様等判断することが多く、

さらに外構も同時並行となると大変な労力となります。

ただ、最後に後悔しないためにも、早めの相談をお勧めしております。

3.まとめ

新築外構工事の価格について、お話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

結論として、

「なるべく早い段階で、造園外構専門店に相談する!!」

これにつきます。

また、感覚的にですが、昨今の建築資材の値上がりもありまして、

見積を取ってみると、お客様のイメージ予算の1.5~2倍ほどになることが多くなってきているように思います。

また、今回は価格にフォーカスしましたが、

実際に工事を依頼する際は価格だけではどこに工事をお願いするか決めることはお勧めできません。

担当者の相性、デザイン、コンセプト等、検討要因が多くあります。

大阪府交野市の造園外構デザイン専門店のdopaful(ドパフル)では、

お客様にとことん寄り添ったご提案、工事を対応させていただいております。

もし造園外構をご検討の際は、ぜひ一度ご相談くださいませ!

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