【交野・枚方の造園設計士が解説】庭の水はけをDIYで良くする方法と原因・対策

庭の水はけが悪い原因と、

DIYでできる対策方法を造園のプロが解説します。

砂利や防草シート、排水経路づくり、浸透ますなど、水たまり・ぬかるみ・雑草を減らす具体的な方法を写真付きで紹介。

自分で直せるケースと業者に頼むべきケースもわかります。

庭のお悩みのひとつに、

庭に水たまりができてしまって困るというものがあります。

水たまりができると、

蚊等の虫の発生、におい、歩きづらい等様々な問題があります。

原因は様々ですが、

簡単にDIYで直せたらいいですよね

大規模にはなかなか難しいですが、

自分でできることを探っていこうと思います。

それでは一緒に水はけ改善について、

考えていきましょう!!!

目次

1.庭の水はけとは?水たまりができる原因

2.水はけが悪い庭を放置するデメリット

3.水はけを改善するとどうなる?(メリット)

4. 庭の水はけをDIYで改善する方法【材料・道具つき】

5. DIYで直らない・業者に頼むべきケース

6.よくある質問(FAQ)

7. まとめ

1.庭の水はけとは?水たまりができる原因

水はけとは、土が雨水を排水する能力のことをいいます。

雨が降ったあと、すぐに水が引けば問題ありませんが、しばらく水たまりが残るようなら、水はけが悪くなっている可能性が高いです。

主な原因は次のとおりです。

・土質(粘土質・田んぼ跡・造成地)

いちばん影響が大きいのが土質です。土地柄もともと粘土質だったり、もとが田んぼだったり、造成・埋め立て・盛り土をした土地では、土が締まって水が浸透しにくくなっています。土壌改良剤で固くなっているケースもあります。

・勾配(水の逃げ道)がない

庭に勾配がなく平らだと、水が一箇所に溜まってしまいます。また、そもそも側溝や排水桝といった排水先がないと、水の行き場がありません。

・コンクリートやタイルの隙間・みずみち

コンクリートやタイルを張った部分では、隙間や目地に水が溜まったり、逆に一定の**水道(みずみち)**ができて特定の場所だけ水が集まることがあります。

・かんたんな水はけチェック方法

原因を確認するには、水たまりができる場所に直径・深さ20cmほどの穴を掘り、水を張ってみる方法があります。水がなかなか引かなければ、その土は浸透しにくい状態です。雨あがりに、どこに水が集まり、どこへ流れているかを一度確認しておくと、対策の計画が立てやすくなります。

2.水はけが悪い庭を放置するデメリット

水はけが悪い状態を放置すると、次のような困りごとが起きる恐れがあります。

  • 蚊などの虫の発生(水たまりはボウフラの温床になります)
  • 雑草が生えやすくなる/じめじめした環境になる
  • ぬかるみ・泥はねで歩きづらく、靴や玄関が汚れる
  • においやカビ、家の中への湿気
  • 植栽の根腐れ(根が呼吸できず、植物が弱る・枯れる)

とくに梅雨や夏場は、これらのデメリットを実感しやすくなります。早めの対策をおすすめします。

        

       

3.水はけを改善するとどうなる?(メリット)

反対に、水はけを改善すると次のようなメリットがあります。

・歩きやすく、汚れにくくなる

ぬかるみや水たまりがなくなることで歩きやすくなり、転倒防止にもつながります。靴が汚れにくくなるので、玄関や車内の掃除の手間も減ります。

・虫やカビ、湿気を抑えられる

水たまりをなくすことで、蚊などの虫やカビの発生を抑えられます。家に入ってくる風の湿気も抑えられるので、じめっとした不快感がやわらぎます。

・植栽に良い土中環境をつくれる

植栽にとって土中の状態はとても大切です。良い状態の土は空気をしっかり含み、団粒構造をしています。根も呼吸をしているため、水はけが悪いと根がはらず、植物が枯れてしまうこともあります。水はけを整えると植栽が元気になり、庭全体が気持ちのよい空間になります。

4.庭の水はけをDIYで改善する方法【材料・道具つき】

ここから具体的な改善方法を紹介します。まずは、ホームセンターで揃う主な材料・道具です。

ホームセンターで揃うもの(例)

  • スコップ、剣先スコップ、バール
  • 砂利・砕石(大きさ違いで数種類)
  • 防草シート
  • 有孔パイプ(暗渠管)
  • 浸透ます/排水桝

・方法① 砂利+防草シートを敷く

見た目と表面排水の改善に手軽なのが、砂利を敷く方法です。防草シートを下に敷いてから砂利を敷くと、雑草対策にもなります。撒くだけなので比較的かんたんにDIYできます。

ただし、砂利はかなり重いため、施工面積が広いと運搬が大変です。広い面積は専門業者にまかせるほうが結果的にラクなことも多いです。タイルやコンクリートで仕上げる方法と比べ、費用を抑えやすいのが砂利のメリットです。

・方法② 排水経路(溝)を掘って流す

水が溜まる場所から、スコップで溝を掘り、勾配をつけて地面の低いところや側溝へ水を流していく方法です。掘った溝が土で再び埋まらないよう、枝葉を敷き詰めるのもおすすめです。

小さなスコップで2〜3cmの溝を掘るだけでも水は流れていくので、まず試しに掘ってみるのもよいでしょう。人が通る場所に経路を通すときは、後述の有孔パイプを埋設すると、溝がつぶれず長持ちします。

・方法③ 暗渠排水(砕石+有孔パイプ)

より本格的なのが暗渠排水です。溝を掘り、砕石で排水層をつくり、穴の開いたパイプ(有孔パイプ)を埋設して、水を集めて排水先へ流します。植栽の下などは50〜60cmほど掘り、砕石で排水層をつくると効果的です。地中で水を処理するため、表面をすっきり保てます。

・方法④ 浸透ます・排水桝を設置する

集まった水を地中にしみ込ませる浸透ますや、排水を一箇所にまとめる排水桝を設置する方法もあります。排水先まで水を導く経路とあわせて計画すると、水たまりを根本から減らせます。

・方法⑤ 整地・みずみちの見直し

そもそも地面がデコボコだと水が溜まります。整地して軽く勾配をつけるだけでも改善することがあります。コンクリートの割れ目や隙間から水が入り込んでいる場合は、その補修も検討しましょう。

・方法⑥ 有機物による地中浸透処理

自然の素材を使用して、地中の水と空気の動きを活性化させる方法です。

こちらは溝を掘って、枝葉を敷き、溝が埋まらないようにしている様子です。

また植栽の下などは50~60センチ堀り、砕石等で排水層をつくるのも効果的です。

※どの方法も、掘る前に埋設配管(水道・ガス・電気)の位置に注意してください。深く掘る際はとくに確認をおすすめします。

5.DIYで直らない・業者に頼むべきケース

次のような場合は、DIYでは難しいことが多いので、専門の造園外構業者への相談をおすすめします。

  • 面積が広く、砂利や砕石の量・運搬が現実的でない
  • 粘土質で、掘っても水がまったく浸透しない
  • 敷地内に排水先(側溝・桝)がなく、経路づくりから必要
  • コンクリート土間など、既存の仕上げをやり直す必要がある
  • 根本的な勾配・整地のやり直しが必要

業者に依頼すると費用はかかりますが、大規模な改善ができ、仕上がりもきれいになります。見積無料の会社も多いので、まずは近隣の造園外構業者に相談してみてください。

6.よくある質問(FAQ)

Q. 砂利を敷くだけで水はけは良くなりますか? A. 表面の水たまりや泥はねはやわらぎますが、土そのものの浸透力は変わりません。根本的に直したい場合は、排水経路や暗渠排水を組み合わせるのがおすすめです。

Q. 防草シートは必要ですか? A. 砂利の下に敷くと雑草を抑えられ、砂利が土に沈み込むのも防げます。長く快適に保ちたいなら敷いておくとよいです。

Q. 費用はどれくらいかかりますか? A. DIYなら材料費が中心で、専門業者に依頼するより費用を抑えられるのがメリットです。面積や方法によって変わるため、規模が大きい場合は業者に見積もりを取るのが確実です。

Q. 賃貸でもできますか? A. 大がかりな工事は難しいですが、砂利を敷くなど原状回復しやすい方法なら可能な場合があります。事前に管理会社・大家さんへの確認をおすすめします。

7.まとめ

DIYでできる水はけ改善方法はいかがでしょうか?

専門業者に依頼するより、断然価格は抑えられるのがDIYのよいところです。

試しに一度やってみましょう!

ただ、お庭が広すぎて手に負えない、とても自分でやる時間がないという時は

専門の造園外構業者に相談することをお勧めします。

費用は掛かりますが、専門業者でしたら、

大規模、さらに見た目もきれいにできます。

見積は無料というところも多いので、ぜひ一度近隣の造園外構業者に相談してみてください。

dopaful(ドパフル)でも庭の水はけ改善の工事を受け持っているので、お困りの方はぜひご相談ください!

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